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【映画をみようよ】狼の紋章/ウルフガイ 燃えろ狼男【超大怪獣大特撮大全集】

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久しぶりの超大怪獣は、東宝・東映の二大映画会社が作ったそれぞれの『ウルフガイ』を見比べよう、といった趣。企画・実現してしまうのはキャスト社さんだけでしょう。 そういえば 去年の今頃も似たような企画 をされてましたね(笑) 映画はどちらも未見。原作も未読で狼の血が一滴も流れていないhadagyくんですが、こういう未見映画のラインナップに触れて引き出しが増えていくのは嬉しいのですよ。 狼の紋章(1973年・東宝) 主役の志垣太郎さんは菅田将暉さんに藤岡弘、さんを足したようなビジュアル。時折見せる鋭い眼光は◎。 超人表現が基本的にフルボッコにされても平気、という消極的な描かれ方なせいか、あまり屈強なイメージは感じられませんでしたな。メンタル面でもクライマックス以外はイジケてる感じで…原作ではどう描かれているか気になります。 先鋭的な表現がチラホラ鼻につく場面も多いのですが、主人公の住むアパートのドアを開けたら一面の草原というイメージ演出はなかなかグッとくるところがありました。 荒廃した学校、学生運動や国体批判的な描写があるものの、いずれも滑稽に見える演出。そういう意図があったか不明ですが、ピョロピョロした劇伴も一層滑稽に見える原因か。少しだけ実写版ハレンチ学園を見た気持ちに。 ヒロインで松田優作にヒドい目に遭わされる青鹿先生を演じたのは安芸晶子さんもとい市地洋子さん。円谷ヒーローの『ミラーマン』では純朴なヒロインを演じていましたが今回はヌードも辞さない体当たりの演技。 松田優作さんは本作で映画デビューというにも関わらず、流石の貫禄です。青鹿先生を襲う場面で唐突にくりだされる背負い投げの連発はちょっとシュールが過ぎます。しかもフンドシ。 いつまでもクヨクヨしている犬神明に喝を入れる神 明が本作のハイライトかもしれません。神を演じた黒沢年男さんがいい感じに枯れていてカッコいい。 主題歌はガッパの主題歌に通ずる哀愁が漂います(『恐竜・怪鳥の伝説』の主題歌も同じ臭いがしますね)。 人狼はムービーモンスターシリーズで出ないのだろうか。 ウルフガイ 燃えろ狼男(1975年・東映) 『狼の紋章』とは異なる、アダルトウルフガイシリーズを原作に映像化。主人公は同じ犬神明ですが、燻っていたナイーブさは鳴りを潜め、『〜の紋章』の神 明とイメージが...

【映画をみようよ】ゲンと不動明王/ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃<デジタルリマスター版>【超大怪獣大特撮大全集】

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オハコンバンニチワ、hadagyです。 今日は2ヶ月ぶりですかね、大阪九条で開催された『超大怪獣大特撮大全集』にお邪魔してきました。 本日のラインナップは『ゲンと不動明王』に『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』。後者はともかく、前者はなかなかスクリーンで観られる機会が無いんではないでしょうか。ジャンル的にもこぼれがちな作品をピックアップしてくれる超大怪獣が本当に好きです。 ゲンと不動明王(1961年・東宝) 先日からAmazonプライムでも配信されてSNSの話題にもあがったりしていましたが、やはり映画館でフィルム上映が至高。 妻に先立たれたセイカン寺の住職(おっちゃん)が後妻(おその)を迎えるところからお話は始まります。貧乏寺の苦しい生活の中でおっちゃんとおそのさんもギスギスしてるし、おそのさんを母として認められないゲンも辛い訳で…全員が少しずつコミュニケーションが足りない、この辺りなかなかシビアに描かれています。 新しい生活、新しい学校にも馴染めない辛い現実から生み出された幻か、三船敏郎演じる不動明王がゲンを叱咤激励します。 この不動明王、ムッチリしてるけどカッコいいんですよね〜。クセのあるアクション?もジワジワきます。不動明王が具現化するシーンはやはり非現実を描く意図からかフィルムに色が加えられているようで、パートカラーのはしりみたいもんでしょうか。 “しょうちゅうや”の娘とバス運転手、浜美枝さんと夏木陽介さんのフレッシュなカップルなのですが、世知辛いストーリーの中にあって一服の清涼剤になっています。おっちゃんとおそのさんに対する対比にも見えますね。 支え合う兄妹二人の伸び伸びとした演技が実に瑞々しくて良かったです。引き出した監督の手腕でしょうか。妹のイズミを演じた坂部尚子さんはウルトラQで悪魔っ子リリーを演じた坂部紀子さんのお姉さん。 クオン寺の住職を演じられた笠智衆さんも存在感ありましたねぇ。 それほど特撮が前面に出る作品ではありませんが、 不動明王に連れられて夜空を飛び回るシーン、リアリティとは別次元でイマジネーションが爆発していて素晴らしかったですね。 画としての完成度が極上に感じました。 ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃<4Kデジタルリマスター版(2K上映)>(1969年・東宝) ゴジラ・シアター以来の再登場。当...

【映画をみようよ】ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘/ゴジラ FINAL WARS<ワールドプレミア・ヴァージョン>【超大怪獣大特撮大全集】

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ハロー!hadagyです。 相変わらず忙し忙し〜な毎日ですが、今回の怪力線は先日3月29日(日)に大阪九条のシネ・ヌーヴォさんで開催された『超大怪獣大特撮大全集』のレポート。 今回のテーマはなんとエビラ60thです。 ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘<4Kデジタルリマスター版> (1966年・東宝) ゴジラ・シアターでお披露目された4Kデジタルリマスター版を2Kにダウンコンバートして上映。 リマスターされた作品はフィルムでの上映はなくなっていくんでしょうかねぃ。綺麗な状態で見られるのは嬉しいんですが、フィルム上映ならではのアナログな質感も恋しい。ワガママとは思いつつ。 デジタルリマスターなだけあり、タイトルバックの鮮やかさは目を見張るものがあります。黒地に映える 『 ゴジラ ・ エビラ ・ モスラ 』 の三色がね、凄く良い。 並みいる東宝怪獣の中にあってエビラってなんか地味な印象あるのですが、改めて見ると結構強豪怪獣感ありますよね。自慢のハサミこそもぎ取られましたが、明確な死亡描写もありませんし。 バランやバラゴンといった、動物味あふれる怪獣の系譜を感じます。 岩石でテニスの真似事をするゴジラとエビラにホッコリ。隠居老人みたいに終始眠たそうなモスラも見どころ。(そうか? ゴジラ FINAL WARS<ワールドプレミア・ヴァージョン> (2004年・東宝) こちらはフィルム上映。00年代の作品をフィルムで見るのって、映像表現はデジタルなのにフィルム上映ならではの温かみもあって、独特の新鮮味がありますよね。 今回の上映は<ワールドプレミア・ヴァージョン>という先行上映版。国内公開版だと日本語に吹き替えられている海外キャストのセリフがそのままに、字幕を付けられたバージョンですね。リマスター済みの国内版だとエビラ同様デジタル上映になるんでしょうし、少しでもフィルム上映を、という主催側の思いも感じたり。 さて『FINAL WARS』、 我らがエメゴジもといジラをコケにしてくれた事で思う所の多い映画 ではありますが、超大怪獣など折に触れて鑑賞する事で徐々にその思いも軟化してきたように思います。というかジラ、善戦してるし。 この作品で槍玉に挙がる事の多い人間側の過剰とも言えるアクションシーンも、難しい事を考えなければ、あの頃のジャパンアクションの雰囲気...

【映画をみようよ】ゴジラ−1.0【朝パル】

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ども、怪獣キチガイのhadagyです。ゴジラ映画三連戦の二日目。 初代ゴジラを満喫したあとはシリーズ最新作の『ゴジラ−1.0』。続編の『−0.0』も発表されたばかりですし、復讐…じゃなくて復習にピッタリですね。 予定では夜パルから一泊して朝パルに臨む予定でしたが、丸一日も愛猫ちゃんに会えないのがツラいので一旦帰宅。始発バスから電車に乗って再び新開地へ。前夜はガメラEXPOに寄り道したので難波→新開地でしたが、梅田からの方がアクセスはしやすいですな。 コーヒーの店 アキラ 怪獣映画以外にも愉しみがもう一つ。新開地駅近くにある『コーヒーの店 アキラ』。お目当てのお店が営業していなかったので、ブラブラしながら入ったお店ですが、ゆったりした時間が流れる素敵なお店。 朝食にホットコーヒーとホットケーキを。外に出ると雪がチラついていました。 朝方のパルシネマも夜とは違う貌を見せて趣があります。 ゴジラ−1.0(2023年・東宝) 『−1.0』がもう2年前の作品という事実に震えるよ。『シン・ゴジラ』が来年で10周年だもんなぁ。 良くも悪くも100点満点で安心して見られるゴジラ映画。当時求められていたであろう『こんな国産ゴジラ映画が観たい!』に過不足なく応えているというか。反面、『vsスペースゴジラ』や『シン・ゴジラ』のような、突き抜けた個性という意味では物足りなさも感じたり。 初ゴジと連続して鑑賞すると、初ゴジが描かなかった『戦争』という部分を、マイゴジが描く事でパズルのピースのようにハマる印象を受けました。初ゴジを何回やっても意味ないですからね。マイゴジがリブートとして成功した要因のひとつではないでしょうか。 少々不満気な事も書きましたが、ゴジラ映画としては間違いなく安心して楽しめる一本です。海神<わだつみ>作戦のカタルシスは何度観ても良いですよねー。 次作『−0.0』はどういう作品になりますか。ゴジラ細胞の影響で浜辺美波ちゃんが巨大化して敷島とデッカい夫婦喧嘩をするかもしれません。いやいや。 個人的には世界観は繋げつつも、登場人物やお話自体はバッサリ断ち切った方が楽しめそうですが。『ゴジラの逆襲』がまさにそのスタイルですな。 何にせよ今年11月の公開が楽しみ...

【映画をみようよ】ゴジラ(1954)【夜パル】

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ども、怪獣キチガイのhadagyです。 なんだか毎週2〜3本は怪獣映画を見ておりますが、今週はパルシネマしんこうえんさんのレギュラープログラム『朝パル/夜パル』でゴジラシリーズの第一作と最新作を満喫します。 1月30日。最終週の金曜日はお仕事を定時より一時間早くアガれるので(いわゆるプレミアムフライデー)、新開地に向かう前に難波に寄り道してガメラEXPOをおかわりしてきました。撮りこぼしていた写真を押さえたので過去記事に追記しております。 👉️ガメラEXPO in なんばはコチラ 難波からのんびり電車に揺られて、たどり着いたのは新開地。駅からすぐの商店街をまっすぐ通り抜けるとパルシネマしんこうえん。 相変わらずええ雰囲気醸し出してますなぁ。うーむ、ブリジット・バルドーの『私生活』が気になる。 そして吸い込まれていくスクリーンへ。エントランスの佇まいがめっちゃ刺さるわぁ💕 ゴジラ<4Kデジタルリマスター>(1954年・東宝) いやもう、人生通算して何回観たか分かりませんが(笑)見る度に違った角度で楽しめるのは名作の証ですよね。 今回特に良いなと思ったのはモノクロームの画面に浮かび上がるゴジラの美しさ。やはりリマスターの恩恵かしら。閃光や炎、サーチライトに照らされて浮かびあがるシルエットの生々しさはまさに光と影の芸術ですわ。 公開から70年を過ぎてなお特撮がチャチに見えないのも、モノクロの映像が利している部分はあるハズで、この美しさは本作だけが持ち得たものでないかしら。(同じモノクロ作品である逆ゴジはあまりそういう感想を抱かないのだけど。) ドラマ面で言えば芹沢博士の科学者…いや、人間としての誠実さに胸が打たれますよね。それに比べて山根博士はもう… ちょっとお爺ちゃんは黙っといてもろて(笑) 原爆・水爆の恐怖に加えてオキシジェン・デストロイヤーを重ねる事で、結局一番怖いのは人間だよね、と思わせるのは改めて上手いなぁと。 昭和の名優達の、演技のナチュラルさも改めて堪能。お芝居はお芝居なんだけど、過剰にエモーショナル過ぎないというか。観ていて疲れないしスッと入ってくる。こういうリアリズムは本多猪四郎監督の手腕に依るところも多いのかしら。 本当はネカフェにでも一泊して翌朝の朝パルに行こうかと思っていた...

【映画をみようよ/イベントレポ】モスラ(1996)/小林恵さん ロングトーク&サイン会【超大怪獣大特撮大全集】

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昨日は大阪九条にあるシネ・ヌーヴォさんで開催されました『超大怪獣大特撮大全集』に参加してまいりました。 今回はスペシャルゲストとして平成モスラ三部作を通じて エリアス三姉妹の次女・モルを演じられた小林恵さんが登場。 上映作品はもちろんシリーズ第一作『モスラ(1996)』です。 入場特典は平成モスラ三部作カレンダーに使える12月スペシャルカード💕絵柄素敵すぎひん? モスラ(1996年・東宝) 人ん家のリビング内で勝手に大暴れするエリアス三姉妹は序盤イチの見せ場。地味にフェアリーの攻撃の方が被害を出してる気がしますが(笑)『水の旅人 侍 KIDS』とか好きな人にはたまらない、デジタル合成✕ライブアクションの傑作シーンですね。 全編通して、表情豊かなガルガルが造り物とは思えないレベルでイキイキしてますね〜💕 ベルベラがガルガルを足蹴にする様がとても良いのです。 ゲシゲシ。 本作はファンタジー映画ではありますが、デスギドラ復活から幕を開ける怪獣バトルはまさに生命の張り合いといった緊張感があります。東宝特撮における怪獣表現が一段階、ステージが上がったように感じました。親モスラが身体を張って誘導したダム決壊シーンも大迫力で大満足。親モスラは『vsモスラ』を思い起こさせる造形で、新旧の橋渡しにも効果的な印象。 小さい…でもこの子、とっても勇気がある。 親モスラのピンチに、未成熟にも関わらず自らの意思で殻を破る幼虫モスラ。『vsモスラ』ではいかにも機械仕掛けな動きをしていましたが、本作ではその雪辱を果たすかのような自然な動きに感動。テカリ具合も最高です。 定番イベントとはいえ、目の前で親を失う幼虫モスラの悲鳴には涙を禁じ得ません。でもこの別れのシーン、美しいんだよな…本当に。 親モスラから託されたメッセージから、屋久島で孵化する新モスラ。鋭角的な見た目に鮮やかなグリーンの体色とスピード感を感じさせる演出で実に爽快です。樹齢ウン万年の屋久杉のパワーがデスギドラに炸裂します。 ベルベラはみんなを困らせているけど、 私たちには一人しかいない姉なんです。 妹らしく感情を表に出すロラに対して、泣き叫びたい状況でもグッとこらえてるモルはやっぱりお姉さんしてるなぁ…と。固く結んだ口元が印象的なんですよね。モル。 最後にベルベラへの気持ちを吐露す...

【映画をみようよ】ゴジラ対ヘドラ【朝パル・夜パル】

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あけましておめでとうございます🎉 新年一発目は新しい映画館を開拓、という事で神戸・新開地にある『パルシネマしんこうえん』さんにお邪魔しました。 昔ながらの映画館といった佇まいで、非常にワクワクします。裏口?にペタペタと貼られたポスターに風情を感じずにいられません。 大阪から神戸と、フラッといくには距離があるのですが、梅田から電車一本で行けるのでアクセス自体は良いですね。最寄りの新開地からも商店街一本で直結。 ゴジラ対ヘドラ(1971年・東宝) チャンピオンまつりのお祭り感と単独作としての風格を併せ持つ、ちょっと独特な立ち位置の作品に感じますね〜。前作『 ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃 』でお触り程度に触れた公害問題が前面に打ち出されます。 久々にみるとなかなかに中弛みしている映画ではあります😆終始怪獣が暴れ回っているのに、なぜか緊張感に乏しい。 若いカップルの存在と前衛的な演出が機能不全といいますか、無くても映画としては全然成立してしまうんですよね。とはいえこれらの要素がこの作品の妙味になっているのも事実で、 終始ゴー・ゴー喫茶でラリってる柴俊夫さん(当時は柴本俊夫さん名義)の役に立たなさっぷりを愛でる映画かも知れない。 何より麻里圭子さんの妖しい美貌は代え難い魅力。ボディペイントだと考えると相当刺激的。 変幻自在の形態変化を見せるヘドラは後年のデストロイアを彷彿とさせますね。 あとヘドラに見逃されたネコちゃん可愛い。 新年の怪獣映画を満喫したあとは商店街のカツ丼屋で夕食。胃もたれのしない、なかなか優しい味のカツ丼でした。パルシネマに足を運んだ時にはまた訪れたいですね。 パルシネマはまた訪れたい魅力にあふれたミニシアター。怪獣映画を上映の際には出来るだけ足を運びたいところ。 1月下旬には『ゴジラ(1954)』『ゴジラ−1.0』の上映が予定されています。上映イベントがかなり重なっているので、鑑賞できるか不透明ですが可能な限り調整したいですね。 🐤 🐤 🐤 🐤 🐣 次回更新は1/7(水) 久々にゴジバーストの紹介が出来たらいいな〜

【映画をみようよ】ゴジラvsキングギドラ <4Kデジタルリマスター版>【ゴジラ・シアター】

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先週は充電のために更新をお休みしましたが、改めて更新再開です。先月に引き続き12月も怪獣映画が忙しい。 今日のネタは12/12から上映中のゴジラ・シアター12月の上映作品となる『ゴジラvsキングギドラ』です。 封切りが1991年12月14日という事もあり、当時の復刻上映な趣もありますね。 ゴジラvsキングギドラ<4Kデジタルリマスター>(1991年・東宝) 本当は封切り日に合わせて14日に行くのが粋な気もしましたが、お仕事の都合もあり15日に鑑賞。それも午後から半休を貰ってムリクリ時間を作って鑑賞しました(笑) 人身事故で電車が停まったりしてかなり焦りましたが無事に入場。ズートピア2のかわいいマナー講座を観ながら、TOHOシネマズ名物(?)ジョンソンヴィルのホットドッグを昼食代わりに。 今回久々に鑑賞しましたが、理屈抜きに娯楽作。 よく言われるタイムスリップ描写のツッコミはさておき、核を弄ぶ人類が結局は核に翻弄されるという、真芯を捉えた作劇は見事でしたね。それでいて娯楽作として肩の力を抜いて楽しめるバランス感覚に拍手。 アンドロイドM11、言わずもがなターミネーターのパロディな訳ですが、演ずるロバート氏ご本人の人柄がにじみ出ているのか、愛すべきキャラクターに仕上がっています。見せ場である追跡シーンで燃え上がる車を背に佇むM11は本当にカッコいい。 土屋嘉男さんの、男泣きを誘う名演技を4Kの大スクリーンで観れて感動です。 そしてクライマックスのメカギドラ出現シーンの興奮よ!!!思わず『やったぜエミー!!!』と叫びそうになります。個人的に、タイムスリップ要素は主題ではなく、『ヒーローは遅れてやってくる』ための舞台装置ぐらいに思っておけばいいのかなと感じました。 後年の展開を知っているとGフォースメカゴジラへの系譜を感じさせるメカ描写も燃えポイント高いっす。 あ〜、なんとなく景気が良かった頃の日本の残り香も味わえますね(笑) 散財レポ 久々のメカキングギドラに興奮さめやらず。 なんばLABI−1のヤマダ電機でソフビを買ってきました。 怪獣映画を観た帰りに、映画に出た怪獣を買うというのはやはり幸せですなぁ。これぞ夢見心地。 Ver.2.0にリニューアルされたメカキングギドラはパキッとしたディテールと力強...

【映画をみようよ/イベントレポ】フランケンシュタイン対地底怪獣/ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃【ゴジラ・シアターvs超大怪獣大特撮大全集 −後篇− 】

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前回に引き続き怪獣映画三連戦イベントの記憶、後篇。 前篇は👉️ コチラ から 激戦の舞台を難波から大阪九条にあるシネ・ヌーヴォに移し、待ち受けるのばバラゴン✕バラゴンのバラバラ祭り! 電車一本乗り過ごしてしまいましたが、なんとか開幕ギリギリに滑り込み! フランケンシュタイン対地底怪獣(東宝・1965) やっぱりニック・アダムス、いいなぁ。東宝特撮には陽気な外人俳優がよく似合う。割を食ったのか、高島忠夫さんがちょっと空気キャラでしたねー。 見どころはやはり徐々に巨大化していくフランケンシュタインの見せ方でしょうか。派手で分かりやすい特撮以上に、地味で丁寧な演出の積み合わせこそがすごく効くという好例。巨大化が進むにつれて、もう一体の巨獣・バラゴンと情報が錯綜していく様もスリリング。 そのバラゴンは後に数多と生み出されるバラゴン族(バリエーション)のオリジンだけあり、バランと並ぶセクシーな造形。特にお腹のパツパツぶりがセクシー。山腹から飛び降りる瞬間の躍動感は一見の価値あり。 水野久美、絶体絶命のピンチに駆けつけたフランケンシュタイン。不気味な顔貌は鳴りを潜め、精悍な顔つきにはヒーローの風格。 野生100%ですがプレ・ウルトラマン味もあるよね。 結末にいくつかバリエーションのある本作ですが、今回はタコありバージョンでした。クライマックスのピークは間違いなくバラゴン戦なので蛇足感は否めません。テーマも情緒もヘッタクレもない幕切れですが、コレでいい。コレがいい。東宝特撮かくあるべし。 ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(東宝・2001) 怪獣好きが撮った映画の、良いところも面倒くさいところも詰まった映画な気はしますねぇ。FWだけじゃなく、本作でもイジられるエメリッヒ版ゴジラがかわいそう。(※hadagyはめっちゃエメゴジ好き。) 個人的にゴジラに過剰な神性や霊性は不要、あくまで動物として描かれたゴジラが好きなので、本作におけるゴジラの大戦の犠牲者の怨念が〜云々という話はあまり頷けず。一方、 護国聖獣伝記というネタはめっちゃ好きなんですけどね〜(笑) ゴジラもあくまで『人間が勝手にそう思っているだけ』と捉えれば、うむ。 バラゴン戦周辺で見せる怪獣による破壊描写とかはかなり満足。というか怪獣バトルとしての満腹感は間違いなくこのバラゴン戦が担ってい...

【映画をみようよ】地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン<4Kデジタルリマスター版>【ゴジラ・シアターvs超大怪獣大特撮大全集 −前篇− 】

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ちょっと私事で忙しくしていたので予定より更新が遅くなりました。 唐突ではありますが11月下旬の怪獣界隈のスケジュールがおかしいのよ(笑) 怪獣トライアスロンかな? 本当は宝塚シネ・ピピアの『士魂魔道 大龍巻』も観たかったんですが、それは本当にトライアスロンになりそうだったので敢え無く断念。 ⋯という訳で11/23(日)は ◎ゴジラ・シアター 『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン(4K)』 か・ら・の〜 ◎超大怪獣大特撮大全集 『フランケンシュタイン対地底怪獣』&『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』 と上映イベントをハシゴしてきました。 一日に怪獣映画を三本も叩き込まれ、焼け切った脳ミソでこれらを一記事にまとめるのは不可能でしたので、今回のイベントレポは前後編でお送りします。 地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン<4Kデジタルリマスター版>(1972・東宝) 前回は9:10スタートで寝坊したりなんかもしましたが、今回は10:20開場でなんとか間に合いました😆 筋立てにツッコミどころ自体は多いのですが、肩の力を抜いて楽しめる気楽さが本作の魅力。 主演の石川博さんの演技もイヤミがなくてイイ感じの三枚目。チャキチャキしたひし美ゆり子さん演じるお姉さんも良いですよねェ。 とうもろこしを人に突きつけて脅かしてみたいものです(笑)🌽 特撮については予算の関係で過去作の流用映像も多いですが、細やかに新撮カットでフォローも入ってる印象。 夜の市街地を蹂躙するガイガンの、闇に光る単眼のなんとカッコいいこと。暗闇と照り返しが際立てる硬質感がたまりません。 クライマックスはしっかり各怪獣のキャラを立たせながらの大乱戦。アンギラス君の健闘ぶり! かつては揶揄表現として怪獣プロレスと言う言葉がありましたが、 本作では良い意味で怪獣プロレスしてますよね〜。 🐤 🐤 🐤 エンドロールが終わった瞬間に席を立ち、分刻みのスケジュールでいざ大阪九条へ。 待ち受けるは地底怪獣<バラゴン>!!!! 次回は11/27(木)更新予定です。

【映画をみようよ】ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃 <4Kデジタルリマスター版>【ゴジラ・シアター】

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本当は予定通り、日曜日に更新したかったのですが… なんと予約した日に寝坊してしまいまして😅 まだ上映期間に余裕があったのと、スケジュール調整が出来たので事なきを得ました。⊂(^ω^)⊃ セフセフ!! 今回の上映作品は 『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃<4Kデジタルリマスター版>』 です。少なくとも昭和ゴジラシリーズの中なら五指に…気分次第じゃ一番好きな映画かも知れない。 そんな訳でリベンジ当日は早めに現着。映画館自体もまだ開いてないのになんだか長蛇の列が。まさかガバラにそんな人気があったとは…私は大好きだぞ、ガバラ。(まぁ、スラムダンク目当てらしかったですが) せっかく早めに着いたのに、ホットドッグ売場も長蛇の列で、開場時間が過ぎてもなかなか客がさばけていない。(近頃のシネコンは予告編もクソ長いから大丈夫、大丈夫)と余裕をかましていましたが、やっとの事でシートに着くと、あの白木みのるみたいな歌声の主題歌・『怪獣マーチ』がスクリーンに炸裂していました(笑) ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃<4Kデジタルリマスター版>(1969・東宝) 何が好きかって、主人公である一郎少年のカギっ子描写にめちゃくちゃシンパシーを感じちゃうのかも知れない。自作のガラクタ通信機で夢想に耽りながら怪獣島に思いを馳せる様はまさに小学生の頃の自分よ。真空管はさすがにないけど、怪しげな部品を拾って帰ったりね。 特撮的な見どころは他作より弱いのも否めないんですが、流用映像のチョイスも飽きさせない構成だし、何よりいじめっ子怪獣・ガバラのデザインがとにかく良いですよね。絶対にガマガエルの怪獣には見えないですけど(笑)爽やかなエメラルドグリーンが素敵。 お隣のおもちゃコンサルタントを演じる天本英世さんも見どころ。なにかと怖い役のイメージが強いですが、本作では面倒見の良い隣のオジサンといった役どころ。もう、モーレツです! 大団円の際に子供の空想の力に理解を示す姿が大変良いです。ミニラ大明神。 主題歌に謳われる公害批判の要素も無くはないですが、これは世相が求めるノルマみたいなもんですかな(こらこら。 フィギュア紹介 さて、今回も怪獣の話をしているのに怪獣の姿が見えないので作品にちなんだフィギュアを紹介。 キャスト社謹製・特撮大百科シリーズより...

【映画をみようよ】怪獣島の決戦 ゴジラの息子 <4Kデジタルリマスター版>【ゴジラ・シアター】

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今週はちょっと忙しくて更新が遅れてしまいましたが、怪獣映画を観てきました。 ゴジラ生誕70周年を記念して、2024年7月から東宝系スクリーンで定期的に開催されている『ゴジラ・シアター』。私事がバタついていたこともあり、半年ほどご無沙汰しておりましたが、ブログも再開した事ですし久々に鑑賞してまいりました。 今回の作品は『怪獣島の決戦 ゴジラの息子(4K)』です。午前中の上映枠しかありませんでしたが、敬老の日(9/15)を活用して鑑賞。 👉️9月〜12月の上映ラインナップはコチラ(公式サイトへ) 幕間に食べるジョンソンヴィルのホットドッグが、TOHOシネマズでのお楽しみ。 怪獣島の決戦 ゴジラの息子 <4Kデジタルリマスター版>(1967年・東宝) 4K大画面で観て改めて驚かされるのが、ほとんど粗のない合成や、クモンガやカマキラスといった操演怪獣の生き生きとした動き。大小のミニチュアやセットの切り替えなど円熟した東宝特撮で違和感なくドラマパートを支えます。 作り物である事は明白なんですが、それが違和感として邪魔をしないといいますか。昭和東宝特撮の凄みかと思います。 キャストに目を向けると、久保明さんと前田美波里さんのフレッシュ感溢れる南国カップルが良いですね。佐原健二さんや西條康彦さんといったウルトラQな面々も脇から存在感を放ちます。 キチガイに刃物…いやライフル状態な土屋嘉男さんが実に素敵。 ノイローゼの人間にライフルなんか持たせんなよというツッコミはさておき(笑)、クライマックスでの『やろう!』は大変に熱くて良いのです。 なんといっても本作でデビューとなるミニラ君ですかね。スーツのギミックとしては目と口の開閉ぐらいしかないと思うのですが、素晴らしい顔面造形と小人のマーチャンさんによる演技で子供らしい喜怒哀楽を表現しきっています。凄い。ゴジラとの親子の触れ合いも見ていてニコニコが止まりません。 ミニラが目を見開く度に変な笑いが出そうになりました(笑) ストーリー自体は割とフワッとした内容(失礼)だと思うんですが、次々と起こるイベントがテンポ良く進んで小気味よいです。ゴジラにテーマ性を重んじる向きには不興を買うのかもしれませんが こういうのでいいんだよ と言っておきます(笑) それでいて、ラストに抱き合いながら眠りにつくゴジラ親子の姿には人間のエゴがちらつく辺り、非常...