【玩具レビュー】ポピニカ:DXトライゴウラム<後編>
装着変身と言えば仮面ライダークウガの玩具を象徴するアイテムですが、その盛り上がりを作った存在として本アイテムの存在は避けて語れないでしょう。
ライダーが超変身するように、マシンも“融合合体”による強化変身をして視聴者を驚かせました。
ポピニカ DXトライゴウラムはそんな驚きのギミックを理想的なレベルで再現した傑作玩具です。
ボリュームと多彩なギミックをもつ商品ですので、前後編にてご紹介。
今回はおまちかね、トライチェイサーとバトルゴウラムの融合合体編。
👉️前編はコチラ
トライチェイサーの合体準備
トライゴウラムへの合体の際にはゴウラムの影響により、トライチェイサー側も形状が変化するという設定があります。
これはモトクロスアクションに特化したパンペーラを改造したトライチェイサーと、クルーザータイプのV-MAXをベース車輌にしたトライゴウラムでベース車両のシルエットが大きく異なるところからきた理屈付けですが、合体玩具である本アイテムはこの設定をなかなか巧みに処理しています。
まずはフロントフォークを前方にスライド。
後輪はサスペンションを沈めた状態で、エンジン部にあるボタンでロックします。クランクカバーを模して目立たないようにデザインされたロックボタンが秀逸。
ホイールベースを広げ、重心を低くする事で合体前後のスタイルを両立しています。ご覧の通り、スタンドが機能しなくなりますが、この点は後述。
あとは後部のアンテナも忘れずに縮めれば合体状態完了。
バトルゴウラムの合体準備
トライチェイサー側のギミックが秀逸ながらも地味である点を補うように、バトルゴウラム側では大胆な変形ギミックで楽しませてくれます。
本体を前後に分割。断面のメカニカルなメッキパーツが素晴らしい。豪華なパーツを合体時にしか見えない位置に配する奥ゆかしさ。
フロント側はゴウラムの顔を左右に分割する事で大型のカウリングを形成。中から新しい顔を見せる事で鮮やかに印象を変えます。
ゴウラム前部のトライチェイサーへの取り付けはフロントフォークをゴウラムの顔で挟み込むという、樹脂の弾性を活かしたなかなかワイルドな方法だったりします。
メカニカルなラインと古代文明を思わせる呪術的なラインの融合がたまりませんな。
前編でも触れましたがゴウラム後部は経年劣化による破損報告が多く、肝を冷やしながら変形させました。
融合合体!
来たれ、甲虫をかたどりし 馬の鎧となるしもべよ
トライゴウラム
まさに怪人を轢き◯すためにあるような、殺意マシマシストレートが過ぎるデザインは、コンプラが幅を利かせる現代では絶対に無理そうなデザインではあります😆
こうして合体時のシックリ感を見ると、トライチェイサー単体でオーバースケール気味だったのが、合体時のボリューム感から逆算したモノというのがよくわかります。
まぁ、劇中のトライゴウラムもこんなにはデカくないんですが(笑)玩具的なハッタリとしては200点満点です。
牙のポジションが変わる事で、クワガタから猪突猛進のイノシシのような印象に。合体時はトライチェイサーのスタンドは使えないため、ゴウラムの前肢で代用します。
ゴウラムの顔の印象が劇中とは異なりますが、フロントフェンダーの長さに起因すると思われ。この辺りは合体ギミックとの兼ね合いもあって難しいところでしょうね。しかし立体物としてはカッコよくまとまっています。
後部から眺めた時の迫力もなかなか。装甲車としての説得力が半端ないですね。
コレだけ充実した内容で、定価3,980円は当時の感覚から言ってもお買い得感ありましたね。ちょっとお小遣いを貯めたら買える絶妙なラインの価格設定でした。
EPISODE 4での登場から退場するEPISODE 33まで、丁寧な作劇のおかげでヒーローマシン以上の、まさに相棒といった存在感を発揮したトライチェイサー2000。
ゴウラムとの合体も雑にイベントとして消化せずに物語の横糸として機能していたので、装着変身クウガとDXトライゴウラムを買うだけで半年近く作品世界に浸れたのは実に幸せでしたね。
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次回更新予定は5/13(水)
『AGITO 超能力戦争』見てきたよ〜
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